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パレスチナの終焉 by ノーム・チョムスキー 

7/14日付けのDemocracy NOW! の中で米国・マサチューセッツ工科大学教授(言語学・哲学)のノーム・チョムスキーがレバノンとパレスチナ ガザ地区についてコメントをしています。

チョムスキーはここでガザ地区に住む二人の市民が、イスラエル兵士が捕まるに誘拐されていたとしています。この事実は多くのメディアに放送されていません。

オリジナルはこの記事の一番最後にリンクを貼っておきますので興味のある方はご覧下さい。

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<チョムスキー重要発言要約>(英語)



(以下訳)

まずガザ地区で今起こっていることは2006年1月末に行われたパレスチナ立法評議会選挙において「ハマース」(ユダヤ人に対するパレスチナのイスラム原理主義抵抗組織)が勝利したことに始まる。イスラエルとアメリカ合衆国は自由選挙においてパレスチナ人が間違った選択をしたとしたら、パレスチナ人を罰すると布告してきた。そしてその罰は実際酷いものであった。

その最終的な段階は6/24に始まった。イスラエルが二人のガザ地区に住む市民(医者とその兄弟)を誘拐したのだ。我々は彼らのことは一切わからない。彼らは恐らくイスラエルに連れて行かれたのであろう。

次の日、何かが起こった。ガザ地区の活動家が、恐らくイスラム教のジハード(攻撃)として国境を越えてイスラエル兵士を誘拐したのだ。それはジラド・シャリト伍長である。

これは「最初の誘拐」だと世間一般には良く知られているが、そうではない。


そしてイスラエルのガザ地区に対する攻撃は一層激しさを増していき、その激しさは日々のニュースで伝えられている通りである。

次の段階はヒズボラ(イスラム教急進的シーア派組織)による二人のイスラエル兵の誘拐である。イスラエル兵を誘拐した公式な理由は捕虜の解放だとしている。公式には、三人のレバノン人捕虜がイスラエルにいるとされているが、一方何百人も行方不明であり、誰も彼らがどこにいるのかわかっていないのだ。

恐らく真の狙いはフィナンシャルタイムズが伝えるように攻撃のタイミングとその規模から察すると二つの前線へイスラエルを同時に従事させることによってパレスチナへの圧力を軽減させる意図が存在したのではないか。中東に詳しいデイビッド・ハースト(David Hearst)はその意図を苦しい人々と決着をつける衝動による「結束の表明」だと書いていた。

個人的な見解では、ヒズボラがこれから招来するであろう被害に一般のレバノン人を巻き込んだ可能性があるということは非常に無責任な行動であったと思う。

何百ものミサイルが(ヒズボラからイスラエルへ)発射され、それは止めさせるべきある。しかしそれらのミサイルはイスラエルがレバノンに対して行った激しい攻撃の後に発射されたのだ。イスラエルの攻撃によって最新の情報では60人が死に、いくつものインフラが破壊された。

物事にはいつも優先順位があり、どの出来事が原因であったのか決めなければならない。私の見解ではそれは恒常的で激しい抑圧や沢山の誘拐、ガザ地区での残虐行為、ヨルダン西岸地区の奪取(実際、ヨルダン西岸地区の奪取が続けば「国家の殺人」、あるいは「パレスチナの終焉」を招く)、6/24にガザ地区で起こった二人の市民の誘拐、そしてジラド・シャリト伍長の誘拐であった。市民の誘拐と兵士の誘拐には明確な違いがある。国際人道法でさえ明確な違いを認めているのだ。

思い出すと、ガザ地区は常に攻撃に晒されている巨大な刑務所であった。経済は停滞し、軍事攻撃、殺人など様々なことが起こっていた。

アメリカ合衆国はイスラエルを武装した分家だと見なし、批判や他の攻撃的行動から守り 受動的に支援し、事実イスラエルの拡張やパレスチナへの攻撃を明白に支援してきた。それはパレスチナの残された領域の攻撃的な奪取である。

そのアメリカの行動は正に1970年代の前半にモシェ・ダヤン将軍(Moshe Dayan)が占領している領域で発言したことを悟らせる。彼は彼の内閣の同僚にこういった。「我々には一切パレスチナ人のための解決法はない。彼らは犬のように生き、去りたい者は去るであろう、そして彼らが一体どこへ向かうのか見物である」。

これは基本的な方針であって、アメリカはどうであれこの方針を推し進めるであろう。

@イオ訳
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Democracy NOW! の該当記事 - ココ

上記インタビュー(完全版)の音声配信はココ(128k)
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